当院の診療についてのお知らせ
医療DX推進体制整備加算について
- 療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する命令第1条に規定する電子情報処理組織の使用による請求を行なっています
- 健康保険法第3条第13項に規定する電子資格確認(以下 オンライン資格確認)を行う体制を整備しています
- オンライン資格確認等システムの活用により、患者の薬剤情報、特定健診情報等を診療を行う診察室、処置室等において、医師等が閲覧及び活用できる体制を整備しています
- 「電子処方箋管理サービスの運用について」に基づく電子処方箋により処方箋を発行できる体制を整備しています
- マイナ保険証の利用を促進する等、医療DXを通じて医療を提供できるよう取り組んでいます。
在宅医療DX情報活用加算について
- 医師が居宅同意型のオンライン資格確認などシステムにより取得した診療情報等を活用して、計画的な医学管理の下に、訪問して診療を実施しています。
- デジタル技術を活用して在宅医療の情報共有や連携を強化し、患者様一人ひとりに最適な医療サービスを提供するための取り組みです。
- 具体的には、電子カルテや情報連携システムを用いて医療情報のリアルタイム共有を推進し、医師、看護師、ケアマネジャーなど多職種間の円滑な連携を図っています。これにより、在宅療養中の患者様の状態変化に迅速に対応し、安心・安全な医療を提供しています。
- 今後も医療DXの推進を通じて、在宅医療の質の向上と地域包括ケアシステムの強化に努めてまいります。
外来感染対策向上加算について
- 感染管理者である医師を配置し、外来における感染対策の実施・管理を行っています。
- 院内感染対策マニュアルを整備し、職員への研修を定期的に行っています。
- 発熱・咳・咽頭痛などの感染症を疑う患者さんについては、動線を分けた診療を実施しています。
- 地域の医療機関や薬局と連携し、感染症の発生動向に関する情報共有に努めています。
- 必要に応じて、地域の感染症対策支援センター等からの助言を受け、感染対策を強化しています。
情報通信機器を用いた診療について
- 患者さんの状態や診療内容に応じて、医師の判断のもと、オンライン診療(遠隔診療)を実施しています。
- 情報通信機器を用いた診療は、対面診療と同様に診療録を作成し、適切な診療を行います。
- 緊急時や対面による診療が必要と判断された場合は、対面診療をお願いすることがあります。
- 診療に際しては、プライバシーに配慮した環境での通話・通信を行います。
- 診療費は、対面診療と同様に保険診療の範囲で算定され、必要に応じて別途通信費等がかかります。
一般名処方加算について
- 当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進と安定供給の確保を目的として、可能な限り「一般名処方」を行っております。医薬品の供給が不安定な場合でも、同じ有効成分を含む別の薬剤に変更しやすくなります
- 薬局において、より安価な後発医薬品を選択することが可能になります
- 医療費の負担軽減にもつながります。
- 当院では厚生労働省の指針に基づき、「一般名処方加算」の対象となる処方において、原則として一般名での処方を行っています。ただし、治療上必要と判断された場合には、特定の医薬品名で処方することもあります。今後も、医薬品の安定供給と医療の質の確保のため、ご理解とご協力をお願いいたします。
がん性疼痛緩和指導管理料について
がんに伴う痛み(がん性疼痛)でお悩みの患者さんに対して、適切な緩和ケアを提供するため、がんに伴う痛みに対し、医師・訪問看護師・訪問薬剤師などがチームで連携し、以下のようなサポートを提供します:
- 患者さんの痛みの程度・症状の把握
- 鎮痛薬の選択や使用方法に関する説明
- 副作用の管理や対応
- 精神的サポートや生活上のアドバイス
- 必要に応じた在宅緩和ケアの調整
- がん性疼痛の緩和に精通した医師およびスタッフが在籍しており、厚生労働省の定める施設基準を満たした上で、適切な緩和指導を行っています。
患者さんの生活の質(QOL)を高めることを目的とし、痛みの少ない生活の実現を支援いたします。
がんによる痛みや薬の使い方、日常生活の不安などがありましたら、お気軽に医師またはスタッフにご相談ください。
医療用麻薬の使用や副作用への不安についても、わかりやすく丁寧にご説明いたします。
院内トリアージ実施料について
当院では、新興感染症や季節性インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などが疑われる患者さんに対して、院内トリアージを実施しております。感染拡大防止のため、来院時に体調確認をお願いしております。
該当する症状のある方は、事前にお電話いただくか、受付時に必ずお申し出ください。
発熱、咳、咽頭痛、呼吸困難などの症状がある患者さんに対し、他の患者さんとの接触を避け、感染拡大を防止するために、以下のような対応を行います:
- 医師や看護師による迅速な問診・状態把握
- 症状に応じた待機場所の調整(別室・車内待機など)
- 必要な感染防護措置を講じた上での診察
- 必要に応じて、抗原検査・PCR検査・血液検査の実施
在宅医療情報連携加算について
当院では、患者さんが住み慣れたご自宅や施設で安心して医療を受けられるよう、在宅医療における多職種・多機関との情報連携を強化しています。
在宅医療を受けている患者さんについて、以下のような情報共有・連携体制を構築しています:
- 地域の医師・訪問看護師・薬剤師・ケアマネジャー等との定期的な情報共有
- 診療情報、服薬内容、バイタル情報、ケア内容の共有
- ICT(クラウド型サービス、専用アプリ等)を活用したタイムリーな情報交換
- 連携内容の記録と診療への反映
- 医療と介護の連携が強化されることで、より安心した在宅療養が可能になります
- 緊急時にも医療・看護・介護関係者が迅速に対応できる体制が整います
- 医師不在時でも、他職種が連携し適切な対応が可能になります
患者さんに関する情報を連携先と共有させていただく場合があります。
個人情報の取り扱いには万全を期しており、法令を遵守した適正な管理を行っております。
明細書の発行状況に関する事項について
当院では、医療の透明性を高め、患者さまに安心して診療を受けていただくために、領収書発行時に診療明細書を無料で発行しております。診療明細書には、以下のような情報が記載されています:
- 診察や検査、処置、投薬などの内容
- 各項目ごとの点数(医療費の内訳)
- 保険の適用内容と自己負担額
診療明細書は、特にお申し出がない限り、すべての患者さまに発行しております。
- 明細書の内容についてご不明な点がありましたら、受付または医師・スタッフにお気軽にお尋ねください。
- 紙による発行が不要な方は、受付でその旨をお申し出いただければ、非発行対応も可能です。
保険外負担に関するお知らせ
当院では、保険診療とは別に、保険適用外(自費)となる費用について、下記の通りご負担をお願いしております。
具体的な保険外負担(自費)として:診断書・証明書発行手数料、予防接種(インフルエンザ等)、健康診断(自費)、医療用文書の再発行、その他、自費診療
- 上記以外にも、個別の事情により保険適用とならない医療サービスをご提供する場合があります。
- 保険診療と自費診療が混在する際は、事前にご説明いたします。
- 不明な点や費用についてご心配な場合は、受付または医師にご相談ください。
自費項目についても、診療明細書には明記されますので、ご確認いただけます。
受給資格の確認について
当院では、すべての患者さまに対して、医療保険の受給資格の確認を適切に行っております。
当院では、以下の方法により、保険資格を確認しています:
- マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認
- 健康保険証(紙・カード型)による資格確認
- 公費負担医療の受給者証や医療証の提示(該当する方のみ)
- マイナンバーカードをご利用の場合は、受付に設置しているカードリーダーをご利用ください。
- 健康保険証・受給者証をご利用の方は、毎月の初回受診時に必ずご提示ください。
- 資格に変更がある場合(就職・退職・転居・扶養変更など)は、速やかにご申告をお願いいたします。
当院は、国の制度に基づきオンライン資格確認システムを導入しています。
これにより、より正確で迅速な保険資格の確認が可能となり、窓口での負担軽減や医療の質の向上につながります。
ご不明な点がありましたら、受付またはスタッフまでお気軽にお尋ねください。
リフィル処方箋について
当院では、医師の判断のもと、一定の慢性疾患などに対してリフィル処方箋を交付することが可能です。
リフィル処方箋とは、医師の診察を受けずに、同じ薬を一定回数まで繰り返し調剤薬局で受け取ることができる処方箋です。
患者さんの通院負担を軽減し、安定した治療継続を支援する制度です。
- 病状が安定しており、医師がリフィル処方に適すると判断した慢性疾患の患者さん
- 高血圧症、脂質異常症、糖尿病などが主な対象です
- 抗菌薬や向精神薬など、一部の薬はリフィルの対象外です
- 回数や有効期限は医師が個別に判断し、処方箋に記載されます
- 処方箋の有効期間内で決められた回数まで、調剤薬局で薬を受け取ることができます
- 医師の定期的な診察が不要になるわけではありません
- 服薬中に体調の変化があった場合は、速やかに当院にご相談ください
- リフィル処方をご希望の方は、診察時に医師へご相談ください。
患者さんの安全を第一に考え、個別に適応を判断いたします。